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ラブカスは進化する?
ラブカスはサクラビスやママンボウに進化する。
当時、そんな期待がありましたが、その期待は脆くも崩れ去りました。
ママンボウに至っては、まさにラブカスの進化系を彷彿とされるフォルムから、当時は特に多くの方がそう信じ切っていたことかと思います。
そこで今回は、そのラブカスがなぜ「サクラビス」や「ママンボウ」の進化系だと言われてきたのか、そしてラブカスというポケモンの元ネタは何なのかについて迫ってみようと思います。
本記事でお届けする内容は下記のとおりです。
- ラブカスはサクラビスやママンボウの進化前と言われたことがある
- ラブカスの名前の由来は「Love」+「ディスカス」
- ラブカスの元ネタは「ディスカス」という淡水魚
- ラブカスにしかできな戦術がある
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
ラブカスの進化系はサクラビス?ママンボウ?その理由は?
ラブカスは第三世代では「サクラビス」の進化系、第五世代では「ママンボウ」の進化系ではないかと噂されていました。
その理由について解説していきます。
ラブカスの進化系がサクラビスと言われた理由
- ラブカスとサクラビスはどちらもポケモンRSで初登場した
- ラブカスとサクラビスは色と目の雰囲気が似ている
- サクラビスへの進化候補の筆頭がラブカスだった
ラブカスの進化系がサクラビスだと言われた理由は2点あります。
1点目に、ラブカスもサクラビスもポケモンRSで登場したポケモンであるということ。
2点目に、ラブカスもサクラビスも同じピンク色であり、目元のかわいらしさが似ていること。
そう考えると、ラブカスがサクラビスに進化すると考えてもおかしくはありません。
パールルという似ても似つかないポケモンがサクラビスに進化するよりはよっぽど納得できるかと思います。
ラブカスの進化系がママンボウと言われた理由
- ポケモンBW発売前に「ママンボウ」が先行で公開された
- ラブカスとママンボウは色とフォルムが似ている
第三世代を当時遊んだ方のなかには、このポケモン進化しないのかよ・・・と絶望に打ちひしがれた方もいらっしゃるかと思います。
そして、無進化にも関わらず悲しい種族値と性能のラブカスは長らくネタにされていきました。
そんななか、希望の光となったのが、ポケモンBWで新ポケモンの1匹として事前に発表された「ママンボウ」です。
ネットもかなり普及してきたこの時代、「ラブカスの進化系か?」という声も挙がり、期待されてきました。
また、ニューラ→マニューラのように世代を超えた進化があり得ることからもその可能性が考えられていました。
ママンボウが進化系ではないかと考えられた根拠はラブカスとママンボウは体の色が同じであり、フォルムも似ていることにあります。
しかし、ふたを開けてみれば、全くの別物。
ラブカス進化への期待が完全に閉ざされるのでした。
ラブカスの元ネタは「ディスカス」
- ラブカスの名前の由来は「Love(ラブ)」と「ディスカス」
- ディスカスは南米に生息する淡水魚
- ディスカスは食べられない
ラブカスの名前の由来
ラブカスの名前の由来は「Love(ラブ)」と「ディスカス」というハート形に見える魚です。
横から見るとほぼ円形で、円盤(Disc)型の体を持つことからこの名前がつけられました。
そのため、ラブカスの英語名は、このDiscにちなんで「Luvdisc」となっています。
ディスカスはどのような魚?
ディスカスは南アメリカのアマゾン川原産の淡水魚です。
大きさは全長20cmほどで、尾びれを除くと体長は13cmほどになります。
ラブカスの大きさは60cmほどなので、元ネタのディスカスよりはずいぶん大きいです。
ディスカスは食べられる?
ディスカスは食べられるのか?
色々と調べてみましたが、食された例はないようです。
あくまでも観賞用の魚ということで、養殖や品種改良が盛んであるそうです。
観賞用という点では、存在意義のほとんどが「ハートのウロコ」であるラブカスは同じではないでしょうか。
あ、もうハートのウロコは必要ないんでしたね。
つまり、ラブカスの存在意義は・・・ない?
いいえ、そのようなことはありません。
実はラブカスにしかできないことがあるのです。
ラブカスの存在意義や活躍は?
ハートのウロコ要員
ポケモンRSで登場以来、ポケモンXYまでは「ハートのウロコ」を特定の人物に渡すことで、レベルアップで覚えられる技を思い出すことができました。
当時、「どろぼう」でラブカスからハートのウロコを奪う作業をしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ポケモン剣盾ではハートのウロコがなくとも、ポケモンセンターで技を思い出せるようになり、ポケモンSVではボックス画面から思い出せるようになったため、ハートのウロコを集める必要はなくなりました・・・というより、存在そのものがなくなりました。
わざマシンの素材要員
ハートのウロコを集める必要がなくなり、一時はラブカスの存在意義が問われるようになりました。
しかし、ポケモンSVではわざマシンを作成するのに素材が必要となったことにより、「必要とされるポケモン」としてその存在を再び確かなものにしました。
メロメロの遺伝要員
ポケモン剣盾から「メロメロ」を覚えられるポケモンは大きく削減されました。
ポケモンSVでは、たった16匹しかメロメロを覚えられるポケモンは存在しません。
そのため、レベルでメロメロを覚えられるラブカスは貴重な存在です。
「すいすい×なかまづくり」ができる唯一のポケモン
実はラブカスにしかできない戦術というのが存在します。
それは、ダブルバトルで「なかまづくり」をすることで、味方のポケモンの特性を「すいすい」にできること。
この戦術、ネタでもなく非常に強力です。
そう、カイオーガと組ませればね。
- ①カイオーガの「あめふらし」でラブカスの「すいすい」が発動する
- ②ラブカスは「なかまづくり」でカイオーガの特性を「すいすい」にする
- ③特性が「すいすい」のカイオーガが誕生する
特性がすいすいとなったカイオーガは、「こだわりスカーフ」を持たせる必要がなくなり、「こだわりメガネ」や「いのちのたま」といった火力UPアイテムを持たせられるようになります。
それに加えて「みずテラスタル」を使用することで、「しおふき」で多くの相手を一掃できるというわけです。
生放送や動画のネタとして使える
大手配信者にもなると、どんなに弱いポケモンでも一定数以上の視聴者や再生数を稼ぐことができます。
特にラブカスのようにネタにされることがあるポケモンであれば、なおさら注目を集めることができます。
本記事のまとめ
- ラブカスの元ネタは「ディスカス」という淡水魚
- ラブカスとサクラビスは色と登場作品が同じ
- ラブカスとママンボウは色とフォルムが同じ
- ラブカスはわざマシンの素材要員や動画のネタ要員として生きている
- ラブカスはダブルバトルでカイオーガと選出すると強い
と、まぁここまでラブカスがなんとか今でも使えるポケモンであることを苦し紛れに解説してきましたが、結局のところその名前のとおりカスですよ(笑)
???「おい」
ぼく「え?」
カイオーガwithラブカス「お前、ネットでラブカスのこと馬鹿にしたよな?」