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レアコイルにはしなかったんだね?
レアコイルにはしません。
なぜならコイルのほうが耐久力が低いからです。
ご存知です?
レアコイルの耐久力はそれぞれH50、B95、D70、それに対しコイルの耐久力はH25、B70、D55なんです。
この差がとても大きくて、コイルにイバンのみというアイテムを持たせることにより、容易にイバンのみを発動させることができるんです。
さて、前置きが長くなりましたが、今回はジバコイルでもレアコイルでもなく、コイルの育成論を紹介したいと思います。
「なぜレアコイルではなくコイルなのか」が分かる内容となっておりますので、ご興味を持っていただけましたら、最後まで目を通してみてください。
本記事でお届けする内容は下記のとおりです。
- レアコイルではなくコイルを選ぶ理由は耐久力の低さ
- コイルは『イバンのみ』を発動させやすい
- コイル育成論の紹介
- ここからの内容は3分ほどでお読みいただけます
レアコイルではなくコイルを選ぶ理由は耐久力の低さ
- コイルはレアコイルよりも耐久が低い
- 耐久が低いことで生きてくる特性や道具がある
- コイルは「がんじょう」「イバンのみ」を生かすことができる
前述しましたが、レアコイルの耐久力はH50、B95、D70、それに対して、コイルはH25、B70、D55です。
ポケモンには耐久力が低いことにより生かせる特性や道具が存在します。
コイルの場合は「がんじょう」と「イバンのみ」です。
この2点を生かして、立ち回るのがコイルの戦い方になります。
コイルは『イバンのみ』を発動させやすい
- コイルはレアコイルよりもイバンのみを発動させやすいので区別できる
- 素早さが遅いコイルでも2回行動できる可能性がある
- 先制技には弱いので注意
コイルはレアコイルよりも耐久が低いことで、容易にがんじょうが発動します。
そのため、ジバコイルやレアコイルよりもイバンのみを発動させやすいというメリットがあります。
つまり、素早さが遅いコイルでも2回は行動できるということです(相手が先制技を持っている場合は除く)
コイル育成論
タイプ |
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でんき | はがね | ||||
特性 | |||||
がんじょう | |||||
性格 |
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うっかりや |
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道具 |
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イバンのみ |
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テラスタル |
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でんき |
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種族値 | |||||
H25 A35 B70 C95 D55 S45 |
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努力値 |
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H4 A12 B4 C236 ― S252 |
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実数値 |
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H101 A57 B91 C159 D67 S97 |
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技構成 | |||||
かみなり | 10まんボルトにはしなかったんだね? 10まんボルトにはしません。 なぜなら、かみなりのほうが威力が20高く、麻痺の追加効果も狙えるからです。 |
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てっていこうせん | 高火力かつ、相手に起点にされない自主退場技です。 HPが満タンのときに使用してしまうと1度しか行動できないので、イバンのみの発動にあわせて使用することが理想的です。 |
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ラスターカノン | かみなりが刺さらない相手への有効打です。 タイプ一致ですが、ハバタクカミは倒せません。 |
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ジャイロボール | A12振りで無振りハバタクカミを確定1発で倒すことができます。 ハバタクカミ以外にはラスターカノンのほうが有効です。 |
調整内容
特性 | コイルを使う理由を見出すのであれば、「がんじょう」一択です。 |
性格 | 今回は、ジャイロボールを採用しているため、Aに下降補正をかけないことは必須となります。 なおかつ、できる限り、イバンのみなしでも2回行動できるように、素早さにも努力値を振っています。 そして、Dに下降補正をかけることで、より確実にイバンのみ発動圏内までHPを削ることができます。 |
テラスタル | テラスタルはでんき・はがねどちらでも構いません。 でんきテラスタル+かみなりは、H振り水ロトムやラウドボーンを確定1発で倒せるため、今回はでんきテラスタルを採用しています。 |
コイル祭り(コイルショック)に関して
- 2008年にコイル祭り(コイルショック)という騒動が巻き起こった
- 人気投票でギラティナを差し置いてコイルが2位になる事態だった
- コイル祭り以降、コイルの人気と知名度は高まった
コイルショックの概要
ところで、コイルと言うポケモン、過去にコイル祭り(コイルショック)と呼ばれる事件を巻き起こしているのですが、ご存知ですか。
コイル祭りとは2008年に劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の花束 シェイミが公開された際におこなわれた人気投票で、コイルが9匹のポケモンの中で2位になった騒動のことです。
何がすごいって、ピカチュウ、ギラティナ、シェイミ、ポッチャマといった人気ポケモンがいる中で、ピカチュウやポッチャマを差し置いて2位になったこと。
ですが、その実態は2ch民(現5ch)による工作だったのです。
2008年6月6日に2chのVIP版に「Yahooきっずのポケモン投票でコイル一位にして消防ども泣かそうぜ」というスレッドが立てられます。
コイルが投票候補に選ばれたことに深い意味はないかと思いますが、名だたる人気ポケモンの中でコイルが1位になったら面白いのでは?という思惑があったのではないかと推察できます。
一時的にコイルはランキング1位に
スレが立ってから約30分でコイルはランキング1位に躍り出ます。
そのうえ、多重投票が可能であったため、ツールをも活用して、コイルへの投票はさらに加速します。
しかし、翌日6月7日21時ごろに突如、投票システムが停止されます。
投票システムは6月19日は復活したのですが、得票率が表示されないように変更されてしまいます。
そのまま7月24日に投票は締め切られ、発表された結果が
1位:シェイミ
2位:コイル
3位:ギラティナ
だったというわけです。
そして、そのランキングを記念して配布された壁紙がこちらでした。
ちなみに、壁紙は左からギラティナ・シェイミ・コイルとなっていますが、表彰台は2位・1位・3位の順番が一般的であるので、表彰台に当てはめてみると、ギラティナが2位ということになります。
これは運営側のせめてもの反抗ではないかなとわたしは考えています。
コイル人気への影響
圧倒的得票数を得ていたコイルがシェイミに抜かれるとは考えにくく、得票数が見えないことを利用して、順位を操作したのではないかという疑惑が浮かび上がりましたが、真相は闇の中へ消えていきました。
これはわたしの推測に過ぎませんが、運営的にはシェイミとギラティナが看板の映画でコイルを1位にするわけにいかなかったはずです。
また、1位になっていたコイルが突如としてランキングから順位を消すのはさすがに不審がられてしまうと思われた結果、苦肉の策としてコイルを2位に調整したのではないかと思うのです。
そして、2016年にポケモン総選挙720が実施された際には、コイルは720匹中24位を獲得しています。
もし、コイル祭りがなければ、これほどの順位を獲得することはなかったはずでしょう。
良くも悪くもこの事件がコイルの人気と知名度を高めたと言えるのではないでしょうか。
本記事のまとめ
- レアコイルではなくコイルでなければならない理由がある
- コイルは耐久力が低いため、がんじょうが発動しやすい
- がんじょうとイバンのみの相性が良い
- 2008年にコイル祭り(コイルショック)という後世に残る騒動があった
というわけで、今回はレアコイルではなくコイルでなければならない理由とコイル育成論を紹介しました。
あ、大事なことを言い忘れていました!
コイルでなければならない理由、もちろん、コイルのデザインが好きというのも当てはまりますよ!