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独身男性が一人で鳥取県を旅行してみた
これは独身男性で彼女もいない私が一人で鳥取県を旅行したときの話である・・・。
夜勤を終えて帰宅したわたしは、睡眠時間を取ることなく、電車で鳥取県に向かいました。
天気はあいにくのくもり。
雨さえ降らなければいいや、そんな気持ちでした。
夜勤明けで食事も取っていなかったわたしが一番に向かったのは「駅前いちば食堂」です。
駅前いちば食堂
閉店間際の14時にも関わらず、店内は大いに賑わっていました。
わたしが食べたのは刺身定食です。
普段、スーパーの刺身しか食べることはありませんが、新鮮度の違いは口に入れた瞬間、一目瞭然でした。
一日絶食していたこともあり、特段美味しく感じました。
観水庭 こぜにや
駅前いちば食堂で遅めの昼食を取ったあとは、本日の旅館「観水庭 こぜにや」にチェックインに向かいました。
鳥取駅からほど近く、歩いて10分ほどのところにあります。
チェックインでは待つことなく、すぐにお部屋に通していただけました。
お茶と鳥取銘菓「因幡の白兎」をいただき、一休み。
大荒れの鳥取砂丘
旅館で10分ほど休んだあとは、鳥取砂丘に向かいました。
この日の天気はくもり時々雨。
ですが、それが幸いしてか、強風が吹き荒れる鳥取砂丘と波が荒れ狂う日本海を楽しむことができました。
晴れの日には決して味わうことができない情景でした。
旅館の夕食時間の関係で、長居はできなかったので1時間ほどで引き上げて、その後は手早くお土産を購入して鳥取砂丘を後にしました。
夕食の会席料理
お料理はどれも美味しく、ボリュームも多く大満足の内容でした。
しかし、実のところ、昼食を食べたがゆえにお腹がいっぱいになってしまったので、全体の6割ほどしか食べられなかったのが残念でした(笑)
大荒れの翌日
夕食後は翌日に備えてすぐに寝ました。
起きたのは4時ごろで、雨が降っていました。
そのときは、「観光するのが面倒になるなぁ」くらいにしか思っていなかったのですが、テレビを見てすぐに事の重大さに気づくことになるのでした。
それは、大雨警報により電車が止まっている地域があるというニュース。
テレビの音声によく耳を澄ませると、鳥取県も対象地域ではありませんか。
これは観光できないなぁと思い、仕方ないので予定を変更して帰ろうかなと思ったのですが、帰りの電車すら運休になっていたため、電車での帰宅が完全に封じられてしまったのです。
朝食
今日の予定をどうするから悩みながらも朝食会場に向かいました。
昨夜の夕食がまだお腹に残っていて、お腹が減っていませんでしたが、鳥取名物のらっきょうには箸が止まりませんでした。
賀露漁港
旅館をチェックアウトした後は、鳥取駅に向かいました。
一応、終日運休ではなく、状況次第で運転が再開するようだったので、賀露漁港に行っても運休が変わっていなければ、バスで帰宅することにしました。
賀露漁港では昼食を食べて、市場で魚を買いました。
それから鳥取駅に戻ってきたところで、運休情報に更新がありました。
なんと13時から電車の運行が再開することになったのです。
本来の予定では12時には、名探偵コナンの聖地・北栄町に向かう予定であり、1時間遅れて向かって予定が間に合うのか不安で迷いましたが、行くことに決めました。
ラッピングトレイン
偶然にもラッピングトレインに乗ることができました。
これに乗って、青山剛昌ふるさと館がある北栄町に向かいます。
北栄町・青山剛昌ふるさと館
青山先生の出生地である北栄町は、町全体がコナンの町になっています。
見渡す限り、コナンに関連した銅像や看板があり、歩くだけでも楽しかったです。
駅から歩いて15分ほどのところに、目的地である青山剛昌ふるさと館がありました。
銅像や看板を見て歩いていると、あっという間に到着できました。
最後にとんでもない失態を犯す
北栄町を十分に堪能したので、電車で自宅まで帰ろうとしたのですが、乗り換え駅まで戻ってきて、電車が一向に来ないことに疑問に思い調べてみると、なんと終日運休。
自宅に帰れる唯一の電車がないのです。
しかも、その駅から公共交通機関はほかにないという状況。
結局、1時間以上かけて、駅まで父に迎えに来てもらうことになったのでした。
こうして、独身男性の一人旅は幕を閉じました。