これは今から4年前の2019年9月、約13年ぶりに数少ない友人に会うために、宮崎県に旅行したときの記録である・・・。
まだ前編をご覧になっていない方は、宜しければこちらから先にご覧ください。
ポイント
2019年9月の宮崎旅行記録
数少ない友人と二人きりで・・・
何も起きないはずがなく・・・
人生初の〇〇をした結果・・・
Contents
一夜明け二日酔い
昨夜のことは、ほとんど覚えていない。
目を覚ましたのは友人からの電話だった。
本来であれば、今朝の約束の時間に間に合うように余裕を持って起きて、ホテルの温泉に入ってゆっくり過ごしているはずだった。
昨夜、お風呂にも入らずそのまま寝てしまったわたしは、大慌てでシャワーを浴びて出かける準備をした。
そして、ホテルまで迎えに来てくれた友人とともに歩いて宮崎駅を目指す。
今日これから向かうのは、宮崎県の観光名所のひとつでもある青島神社だった。
青島神社は宮崎市内から電車で約1時間ほどのところに位置しており、縁結びのパワースポットとして、また、洗濯板のようにゴツゴツした岩が海岸に並ぶ「鬼の洗濯板」が有名な観光スポットである。
特段、ここに行きたいと思っていたワケではない。
「宮崎市内から比較的近いから」
理由はただそれだけだった。
いつも外出するのが億劫なわたしは、何をするにしても「なるべく近場で過ごして早く帰りたい」そう考えがちである。
友人と過ごす大切な時間でさえそうだ。
青島・青島神社
どことなく感じる南国の雰囲気。
やはり、宮崎県が日本の南に位置するからだろうか。
温暖な気候に、見慣れない植物がそう感じさせてくれる。
台風が去った直後だったので、海は若干荒れていたが、それでも本州であまり見ることのない美しさを感じた。
(引きこもりで旅行なんて滅多に行かないので、ほかの海のことは知りませんけどね😙)
これがかの有名な「鬼の洗濯板」である。
洗濯板のようなゴツゴツした岩肌が綺麗に立ち並ぶのが特徴だ。
青島には「青島神社」という縁結びで有名な神社がある。
特段興味もなかったし、普段は神様なんて信じていないが、この時だけは特別で、お祈りしていくことにした。
巨人軍の絵馬
そういえば、宮崎県が巨人軍のキャンプ地だったことを、青島にある絵馬を見て思い出しました。
原監督の絵馬もありました。
念願の宮崎牛
宮崎県に来たからにはこれを食べないワケにはいきません!
そう、宮崎牛です!
引き締まった身は弾力がありながらも柔らかく、肉のほのかな甘みとソースが見事に調和して絶品でした!
(いや、4年前のことなんで味なんて覚えていませんけど)
サンメッセ日南
青島をあとにして次に向かったのは「サンメッセ日南」と呼ばれるモアイ像が並ぶ観光地だ。
移動だけで1時間以上掛かっただろうか。
サンメッセ日南に到着した頃には、16時間近でまもなく営業時間終了だったので、モアイ像しか拝むことができなかった。
余談だが、サンメッセ日南のマスコットキャラクターの「イキールくん」
本来は「生きる」という意味なのだろうが、表情も相まってイキっているように見えなくもない。
居酒屋・カラオケ
せっかく辿り着いたサンメッセ日南では、滞在時間よりも移動時間のほうが長くなり、存分に観光できなかったのは残念だが、モアイ像を見るという目的は果たしたので満足はしていた。
それから、再び1時間ほど掛けて、バスで宮崎市内に戻った。
宮崎市内に戻ったときにはすでに日が落ちて辺りが暗くなっていたので、夕食を取ることにした。
この日も繁華街の居酒屋でゆっくりと過ごした。
せっかく宮崎県に来たので、地鶏料理を中心に食事を愉しみました。
(麒麟ビールさん!いつものようにロゴを見せて宣伝していますので、いつもの口座によろしくお願いします!)
食後は、昨日同様に近くのカラオケに足を運び、お酒を飲みつつ遊び明かした。
しかし、この時わたしは重大な過ちを犯したのであった。
本来であれば、翌日の大事な予定に備えて夜更かしするべきではなく、すぐに帰るべきであった。
酔いに酔っていたわたしが翌朝、帰りの電車に寝坊したことは言うまでもない。
またいつか逢える日まで
何時までカラオケで歌っていたのかは覚えていないし、どのようにホテルに戻ってきたのかも覚えていない。
ただ確かなのは、日付を跨いでいたことだけ。
翌朝、わたしが目を覚ましたのは、友人からの電話の着信音だった。
スマホの時計を見た瞬間、8時を回っていて青ざめた。
予定に間に合うように5時の始発電車で帰る予定だったからだ。
幸いにも、この2日間、客室の設備をほとんど利用せず、酔いつぶれて気絶していただけだったので、すぐに身支度することはできた。
動揺と焦燥の中、急いで準備をしてホテルをチェックアウトした。
友人にホテルまで迎えに来てもらい、宮崎駅で別れを告げた。
最後まで友人には助けられっぱなしで、そして最後もドタバタして、しっかりと挨拶もできなかったけど、いつか必ずこの恩は返そうと心に誓った。
これでわたしの初めての宮崎旅行は終わりです。
最初は友人に2時間の大遅刻をかまされて、「もう終わりだよこの友人関係」なんて思ったのですが、終わってみれば、とても充実した2日間にだったと思います。
久しぶりに友人に逢えたことに心動かされ、新しい仕事への覚悟もできました。
そして、同時に・・・。
「人生で初めての告白」の覚悟も決意するのでした。
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【DLC①】決意の朝
宮崎県に向けて出発する日の朝、日が昇りきらぬ間に、とある場所に足を運んだ。
それはわたしの職場である。
夜勤中の同僚にあることを伝えるためだった。
「(わたしの退職祝いの)食事会が終わったら、話があるんだけどふたりきりで話す時間ある?」
あとには引けない状況は作った。
あとは自分次第だ。
【DLC②】青島神社での願い事
普段であれば、神様なんて信じないのだが、この日だけは特別だった。
青島神社は「縁結び」で有名な神社であり、紙に願い事を書いて、水の張った壺に紙を沈めることでその願いが叶うということだったので、
「〇〇さんと付き合えますように」
そう願い事を書いて、紙を水の中に沈めたんだ。
【DLC③】弱者男性を卒業した日
宮崎旅行の翌日、わたしは無事に弱者男性を卒業した。
人生というものが、こんなにも明るく華やかなものだなんて知らなかった。
「何をしても楽しい」「些細なことが楽しい」
そんな日々だった。
それから約1年後のことだ。
もう恋なんてしないと決意したのは。
本記事のまとめ
宮崎旅行の目的は「13年ぶりに友人に会うため」
観光した場所は「青島」「サンメッセ日南」
昼食に念願の「宮崎牛」を食べた
青島神社で「告白が成功するように」願い事をした
酔いつぶれた結果、乗る予定だった電車に乗り遅れた
というわけで、今回は宮崎旅行記録の後編をお届けしました。
この旅行は色々な意味で、わたしにとって忘れられないものになりました。
長きにわたる弱者男性としての人生の終わり、そして始まり。
あれから3年という歳月が流れた今も進展はありません。
一応待ち続けてはいますが、正直諦めていますし、自分から行動しようともしていません。
まもなく30代も半ば。
そろそろゲームセットかな。
???「(彼女が)できない理由を考えるのではなく!」